亀山うちわ(竹うちわ)
今、見直されている、古くて新しい究極のエコとも言える自然素材(竹)のうちわ
伝統の手仕事が夏の涼を演出します。
亀山うちわ(竹うちわ)
・約W22.9cm×約H36.6cm
(竹は天然の物ですので、サイズに若干の誤差が生じます)
・紙質:純白ロール56kg
・竹骨(機械貼り専用骨)
・機械貼りの為、縁耳はありません
・梱包 500本/1ケース
うちわテンプレート
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丸亀うちわ(平柄竹うちわ)
丸亀うちわ(まるがめうちわ)は、香川県丸亀市で生産される団扇です。丸亀地域のうちわづくりは、江戸時代(1633年:寛永10年)頃に、当時の丸亀藩主・生駒家が大和の国、大村藩から先覚者を招いて男竹丸柄の「渋うちわ」の製造を始め、○に金の印を入れて金比羅(こんぴらさん)参りの土産品として売り出されたのが始まりといわれています。
その後、1780年代に丸亀藩江戸詰大目付瀬山登が丸亀藩の下級武士の内職として盛んに奨励され、次第に一般町民にも広まっていきました。
1880年代に入ると丸亀市富屋町の卸問屋が「奈良うちわ」を手本とする「塩屋平柄うちわ」の製造を始め、丸柄うちわに比べて平柄うちわは製造が簡易なため大量生産にも適していた事もあり、急速に普及しはじめました。
1894年(明治27年)には業界初の法人組織として「丸亀団扇株式合資会社」が設立され、それまでの「家内工業」から一気に「大量生産」に移行していきます。
1910年代(大正初期)には、竹骨の切り込みに使う「切り込み機」、広げた穂骨を左右から支える鎌を通す穴を開ける「穴明け機」など機械化が進み、生産量は飛躍的に増大していきました。
古くから「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば 讃岐うちわで至極(四国)涼しい」と謡われているように、竹は伊予(愛媛県)、紙は土佐(高知県)、ノリは阿波(徳島県)というように、材料はすべて近くに産地があることも強みとなり、その発展の一要因となりました。
現在丸亀うちわは、丸亀地域を代表的する地場産業として全国竹うちわ生産量の8~9割のシェアを占めています。
1997年(平成9年)には、うちわの内でも、竹と和紙、木綿糸などから作られる「丸亀うちわ」が、香川県で21年ぶり2件目の国の伝統的工芸品に指定に至りました。
今日、エアコンや扇風機の普及など生活様式の変化で、「うちわ」片手に縁台で夕涼みをしたり、七輪やかまどを「うちわ」であおいで火をおこしたりする光景は見かけなくなりました。しかし、うちわは各地のお祭り、踊り大会を始め、各種イベントの説明を兼ねた記念品、スポーツ大会の応援、各種キャンペーン用にも 広く活用され、日本の夏の風物詩として欠かせない強い人気を今日も保っています。
又、環境意識の高まりを受け、「人と地球に優しい」うちわは、エコ商品として見直されております。
※時代の変化と共にうちわ業界でもコストダウンを狙ったポリプロピレン製うちわ(ポリうちわ)が開発されましたが、これも丸亀うちわ業者の発案によるものです。
うちわ ラインナップ
うちわには色々なタイプがございます
最新のカタログやブログでも商品多数ご紹介しております
※シンエイノベルティでは、クロネコ掛け払いもご利用いただけます。